業界別プロモーション
ビジネススクールのPRに 大学がフリーペーパー創刊 北九州市立大学
2008年2月15日掲載 (宣伝会議)
大学がビジネスパーソンを対象に、フリーペーパーを発行する。北九州市立大学大学院マネジメント研究科は11月1日、『アジリタス』というフリーペーパーを創刊、大学はもちろん、市役所や駅などで配布をスタートした。(アドバタイムズ2007年11月21日号掲載)

編集長を務める城戸宏史准教授は、発行の目的をこう説明する。
「主な目的は、当大学が4月に開講し、私も准教授を務めているビジネススクールのPRです。ビジネススクールの多くは、初年度の募集は比較的学生が集まるのですが、2年目以降苦戦している。そこで、何らかの施策を打ちたいと考えたのです」。
PRの施策としてフリーペーパーの発行を考えたきっかけとして、大学全体とビジネススクールにおける商圏の違いに思い至ったという。
「当大学でも、多くは関西以西ですが、全国各地から学生が受験し、入学してきます。ですから、PRも全国を対象に展開する必要がある。しかし、ビジネススクールの場合は主に北九州市内、広げたとしてもせいぜい福岡市、下関市のビジネスパーソンが対象になる。このエリアが、フリーペーパーの配布範囲と近いのでは、と考えたのが発端でした」。
つまり、フリーペーパーは限られたエリアのターゲットに対して、効果的に情報提供できるツールということだ。もちろん、ほかにもメリットはある。まず、メーンターゲットである30歳代のビジネスパーソンに、直接情報を届けられること。
「これまであったような広報誌だと、図書館に所蔵されたり、地元企業の社長の手元に届くことはあっても、ビジネスの第一線で活躍する方々が目にする機会はほとんど無いことを考えると、大きなメリットです」。
その一方で、地域財界へのアピールも欠かせない。そういった面でも、この『アジリタス』が活用できると城戸氏は期待する。
「私たちは社会人を対象としていますから、地元企業の経営者や財界のキーパーソンに認知・理解され、ご協力を得ることが非常に大切です。そのため、経営者の方々が読んでも興味を持っていただける内容を意識しました」。
大学がフリーペーパーを制作するのは、非常に珍しいケース。内容面では、メーンターゲットを中心に、幅広い人々に手にとってもらえるよう工夫をしたという。代表的な例が、巻頭インタビュー。元F1レーサーの片山右京氏を迎え、「マネジメント」をテーマにしたインタビュー記事を掲載した。聞き手をビジネススクールの教授が務め、一般の読者にも興味を持ってもらいながら、当初の目的であるPRにつなげている。
「マネジメントの難しい記事を載せても、手にとってもらえません。私たちの目的は、より多くの方にこの雑誌を手にとっていただき、ビジネススクールに興味を持っていただきたい。ですから、アカデミズムと、面白い情報のバランスには苦心しています」(城戸氏)。
気になる発行コストだが、約半分を広告収入で賄っている。広告の募集は、城戸氏をはじめ、編集に携わる教授陣や事務スタッフ総出で営業に奔走した。その結果、地元企業をはじめとする7社・団体からの出稿があった。
年4回の発行を目指し、現在は次号の準備を進めている。次号の特集では、北九州特有の居酒屋「角打ち」を、マネジメントの視点から取り上げる予定という。
「コンセプトは『大学発仕事力倍増マガジン』とし、あえて北九州市立大学を全面には押し出していません。まず、ビジネスパーソンの皆さんに、大学が持つリソースや情報の価値に気付いてほしい。そこから、北九州市立大のPRにつながればと考えています」(城戸氏)。
「主な目的は、当大学が4月に開講し、私も准教授を務めているビジネススクールのPRです。ビジネススクールの多くは、初年度の募集は比較的学生が集まるのですが、2年目以降苦戦している。そこで、何らかの施策を打ちたいと考えたのです」。
PRの施策としてフリーペーパーの発行を考えたきっかけとして、大学全体とビジネススクールにおける商圏の違いに思い至ったという。
「当大学でも、多くは関西以西ですが、全国各地から学生が受験し、入学してきます。ですから、PRも全国を対象に展開する必要がある。しかし、ビジネススクールの場合は主に北九州市内、広げたとしてもせいぜい福岡市、下関市のビジネスパーソンが対象になる。このエリアが、フリーペーパーの配布範囲と近いのでは、と考えたのが発端でした」。
つまり、フリーペーパーは限られたエリアのターゲットに対して、効果的に情報提供できるツールということだ。もちろん、ほかにもメリットはある。まず、メーンターゲットである30歳代のビジネスパーソンに、直接情報を届けられること。
「これまであったような広報誌だと、図書館に所蔵されたり、地元企業の社長の手元に届くことはあっても、ビジネスの第一線で活躍する方々が目にする機会はほとんど無いことを考えると、大きなメリットです」。
その一方で、地域財界へのアピールも欠かせない。そういった面でも、この『アジリタス』が活用できると城戸氏は期待する。
「私たちは社会人を対象としていますから、地元企業の経営者や財界のキーパーソンに認知・理解され、ご協力を得ることが非常に大切です。そのため、経営者の方々が読んでも興味を持っていただける内容を意識しました」。
大学がフリーペーパーを制作するのは、非常に珍しいケース。内容面では、メーンターゲットを中心に、幅広い人々に手にとってもらえるよう工夫をしたという。代表的な例が、巻頭インタビュー。元F1レーサーの片山右京氏を迎え、「マネジメント」をテーマにしたインタビュー記事を掲載した。聞き手をビジネススクールの教授が務め、一般の読者にも興味を持ってもらいながら、当初の目的であるPRにつなげている。
「マネジメントの難しい記事を載せても、手にとってもらえません。私たちの目的は、より多くの方にこの雑誌を手にとっていただき、ビジネススクールに興味を持っていただきたい。ですから、アカデミズムと、面白い情報のバランスには苦心しています」(城戸氏)。
気になる発行コストだが、約半分を広告収入で賄っている。広告の募集は、城戸氏をはじめ、編集に携わる教授陣や事務スタッフ総出で営業に奔走した。その結果、地元企業をはじめとする7社・団体からの出稿があった。
年4回の発行を目指し、現在は次号の準備を進めている。次号の特集では、北九州特有の居酒屋「角打ち」を、マネジメントの視点から取り上げる予定という。
「コンセプトは『大学発仕事力倍増マガジン』とし、あえて北九州市立大学を全面には押し出していません。まず、ビジネスパーソンの皆さんに、大学が持つリソースや情報の価値に気付いてほしい。そこから、北九州市立大のPRにつながればと考えています」(城戸氏)。






